




ヘッドの燃焼室またはピストンヘッドの加工は不可能と考え、点火時期を変化させるしかない結論となった。 色々と調べた結果、このリトルカブには点火時期の進角機能が存在しておらず、上死点前27度の固定であった。 ポイント点火の時代には、確かフライホイールの中にメカニカルガバナがあり、ポイントカム位置を変化させ進角していたと思う。 無接点点火となった現代、CDIユニットでこの役割を行っているものと思っていたが、まさかの固定点火時期だったとは・・・

調査の結果、カブ90ccのCDIは範囲は不明だが進角するらしく、多数のカブオーナーはそれを装着しているらしい。 しかし、価格はどうやら一万円くらいするらしく、とてもお試しでの導入するのは・・・ が、正直なところである。
しかし、良い時代である。 オークションで良さそうなCDIを発見した。
価格もお手頃な 1,950円。
効能も全部を信じるわけではないが、「ノーマル50ccエンジンでも使用できますが体感するにはボアアップエンジン推奨です。低回転から高回転まで追従します。 ビッグキャブ使ってるけど低回転で安定しない→安定しやすくなります。 大排気量でアナログ(固定進角)CDIを使用し蹴っちんくらっている人→ケッチンがほぼなくなります。 低速~中速のトルクアップ、高回転もスムーズに加速します。」
即決価格で落札した!

そして、昨日帰宅するとポストに簡易包装で投函されていた。


透明樹脂で密閉されており、中の基盤も丸見えであり。 樹脂はカチカチではなく、若干の弾力を感じられる。 きっとお隣の大陸製であることは、うかがい知れるのである。
本日帰宅後、交換して効果を体感しようと思っている。