





東京に戻ってきた際、既に左グリップには大転倒の時に損傷した傷跡が残っていた。 その傷跡からガムテープが覗いていたが、ただ単に高山のバイク店のずさんな整備だと、思いほったらかしにしていた。 しかし、このところの気温の上昇に伴い、左グリップがアクセルの如く回転する様になり、ようやく重い腰を上げた。



用意したグリップラバーは純正好きの自分だけに、ノーマル部品を入手する。 工具等は全く必要なく回転させて旧品を取外すと、驚きの光景が目に飛び込んできた。 なんとガムテープがグルグル巻きされていて、厚みが驚異の3ミリ弱もある。
どういう事?????

そして、今回用意した新品グリップラバーを挿入すると、ズルズル・ブカブカである。
更に、どういう事?????

パーツリストで調査確認!
判明した事実は、左右グリップラバーは同一品番、要するに同じ物。。。
となると、右スロットルカラーの関係から左右のハンドルパイプ径が違う事になるはずである。 そして、パーツリストのパーツ図から一件落着となった。 左側だけ太いではないか・・・ けど、このバイクは・・・ どうしてこうなっているのか、理解不能。
年式違い・型式違い・加工した物? 分かった事はノーマルハンドルではない事である。

悩んだ挙句、コイツを入手した。 【オンマウス】
これは、左右ハンドル径が同じだと思われるタイカブこと「C100EX」の左グリップラバー。

そして、交換作業。 またもや、問題発覚・・・ ハンドル径とグリップ内径はOK!
全長が、全長が、全長が・・・ なんと長いのである。 完全に行き詰った。

さて、どうしよう。 最後の手段は・・・ ハンドルAssyをノーマル品に交換する事であるが、まだまだ確信が持てないために新品には手が届かず、ヤフオクで落札価格500円の中古品を入手した。

そして、オープン。 500円にしては上物である。

入手したハンドルAssyは左グリップラバー付であり、ヤフオク画像だけでは判定できなかった左パイプ部を確認する。
よかった! パーツリスト図通り太くなっていた。

とりあえず一安心、次のバイク活動のない休日に交換予定。