





ヘッドライトとハンドル上部のパネルを外し、ある事実が判明した。


あるはずの爪がなく、右ハンドルスイッチ(上画像)が回転していた理由は、これが原因だったようだ。 一方、左ハンドルスイッチ(下画像)には、爪が正しくハンドルのくぼみにはまっている。 ここは今回、目を瞑る事にする。


気持ちよく、バラバラにしていき各部の清掃・給油後、左グリップ部の外径違いの原因を探る。

まずは外径の比較。 画像下の装着してあるハンドルパイプ径が、画像上の今回入手した500円ハンドルパイプに比べると、全く違うのが一目瞭然。

装着したあったハンドルパイプ左下側を見ると溶接痕があり、ノーマル品の一回り太いパイプを何かの理由で、取外したのが判明した。

そして、その理由はハンドル下側のパネル左側に穴があり、これから推測するとグリップヒーターが装着したあったのではないかという結論になった。

大した事ではないが、これでリトルカブの不思議が解決し、後は気持ちよく組付けるだけである。

そして、急に思いつきお蔵入りとなっていた、コイツの出番がやって来た。 これは、クロスカブに装着しようと試しに仕入れたものであるが、物理的に装着不可能だったために部品倉庫の奥に眠っていたものである。

装着に当たりワイヤーハーネスの若干の改造が伴うため、車両のハーネスを確認するとビニールテープが巻いてある部分を発見する。

ビニールテープをはがすと、裸線がグルグルと捩ってあるだけである。 今時、小学生の工作でもこんな繋ぎ合わせはないだろう。 そりより何のために切断したかが、気になるのである。

車両ハーネスとLEDランプのそれぞれの配線を、ターミナルキットで加工して試し点灯を行う。

エンジンスタートして、Lo⇔Hiチェック。 【オンマウス】
オーッ、なかなか良いじゃない。 ようやく陽の目を見る事が出来る。

奥行きもハーネスを押し込み、問題なし。 LEDバルブのBOXは左ハンドル部に押し込み、これも問題なし。

そして、本日のすべての作業は完了した。
ただし、最近暗くなってからのリトルカブの使用がないので、明るさの確認は当分先となりそうである。