
そんな中、一昨日 国交省「社会資本整備審議会道路分科会 第38回国土幹線道路部会」なるものが開催され、新型コロナウイルス感染症対策に対応した高速道路の施策として❝高速道路の料金所ETC専用化に向けた検討❞がなされ「現金収受の有人ブース廃止の方針で検討していく事になった」と報道された。
その背景としては、『①料金収受員が新型コロナに感染、また感染者との濃厚接触者となる例が発生。 ②高速道を利用する車のETC利用率は93%、首都高では96%にまで達している。』 との事。 その反面、課題も多く誤って進入したETC非装着車(特にバイク)へのナンバープレートからの事後徴収システムの構築、料金設定などが必要が大きな問題となってくるのであろう。 要するに1、2年では、実現しない事は間違えないだろう。
自身のETC履歴は2008年トランザルプ1号機から始まり、約7年間利用した。 そして、それから10年後に2年間全く使用しない結果「ETCマイレーシーサービス」が登録取消となった。 そして現在は・・・

2015年にクロスカブに乗り換えてから全く縁の無くなった装備であるが、今でも部品倉庫に今か今かと出番をうかがっているコイツ達がいる。


2008年当時3万3千円弱で購入し、後日15,750円の助成金があり実質約1万7千円で導入した、選択肢のない二輪用のETCである。 しかし、今所クロスカブ・カブプロで満足しており125cc以上のバイクの予定が全くなく、コイツ達の出番が無い事は明白である。 現在では二輪車用のETC車載器は、今でこそ「日本無線製」と「ミツバサンコーワ」があるが、価格も2万円を切る商品もある様である。
ここで表題に戻り、一体バイクのETC利用率はどの位なのだろうと考えると、絶対にグロスで評価するところの93%からは大いに低い事は明らかだと思われる。 ならば、そのETC未装着バイクの利用率はどれくらいなのだろうか? しかし、バイク単独の利用率の値はなく、昨年の ITSサービス高度化機構ETC便覧(Web版)によると、新規セットアップ件数比率が
驚いた事にETC:27.5%、ETC2.0:2.0%と3割に満たない計29.5%で、万一この施策が実現化された時にはとんでもない事になりそうである。
きっと、装着キャンペーン等企画され前記のETCメーカーに特需がやってくるだろう。(株購入必須) 何より、自分としては部品庫に眠っているETC車載器を、毎回バイク活動で2回以上給油するのでGSでの利用、自動車専用道路以外の有料道路での利用等、別の意味で復活できれば幸いなのだが・・・(夢)
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